我々の医療行為は全て患者さんの利益に結びつかなければいけない。
治療が終わった方、これからお口の中が壊れてこないことを目標とされる方へ
吉田歯科医院では、一生涯自分の歯を維持できることを目標に、予防、治療、管理を一体としたシステムを導入しております。
従来の歯科治療は、悪くなって症状が出てから直す“削って”“詰めて”“かぶせて”“抜く”作業が中心で進められ、悪くなる原因にはあまり取り組みがなされてきませんでした。その結果、治療した所がまた再び悪くなったり、もたなかったりして何度も同じ箇所を治療したり、最終的に歯を抜かなくてはならなくなる事が多くありました。
しかし、残念ながら、これでは一生自分の歯を守ることは出来ません。歯、お口の健康を維持するために当院では予防、管理(メンテナンス)を受けることをお勧めしております。
これは私たちスタッフが患者さんからよく質問されることですが、下記のような統計が学会から報告されています。
修復物の平均寿命
どのような修復物でもいくら歯を治しても従来のように悪くなってから考えるのであれば、平均6.4年しか持たないということになります。大体一本の歯は4回ぐらいしか治療はできませんので、一度修復した歯を同じようなパターンで治療を繰り返していくと、6.4年×4回=25.6年しか持たないという計算になります。ですから、壊れてから治すという治療ではなく、壊れないよう、悪くならないよう、予防と管理のための治療に取り組んでいただきたいと考えています。
P.M.T.C と言うもので、専門のトレーニングを受けたプロのスタッフ(歯科衛生士)が下記の作業を行います。
歯の治療をすることが目的ではありません。一生涯ご自身の歯で噛むことができるように一本でも多くの歯とともに”歯ごたえのある人生”を過ごすことが出来るように、お口の健康を維持していくことが目標です。